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ELSA-d 捕獲機構

ELSA-dは、スペースデブリ除去に係る一連のコア技術を実証する世界初のスペースデブリ除去実証衛星です。宇宙ゴミを回収し、大気圏に突入するまでの動作を実際に宇宙で行なおうというもので、「捕獲機」と「模擬デブリ」で構成されています。2021年3月23日にカザフスタンバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、同8月26日に軌道上で模擬デブリの捕獲実証に成功しました。
由紀精密は、捕獲機構の設計・製造を行いました。

業務カテゴリ 受託設計
クライアント 株式会社アストロスケール
プロジェクト期間 2017 – 2020
担当範囲 設計/製造/試験支援
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WNISAT-1

WNISAT-1は北極海域の海氷の観測を目的とした質量10kgの超小型衛星です。青色、緑色、赤色の可視光バンドと近赤外光バンドのカメラを搭載しており、北極海の海氷の状態を高頻度で観測します。観測結果はウェザーニューズが海氷の分布予測のために利用し、北極海を通過する船舶の安全な航行に貢献します。由紀精密は筐体設計へのアドバイスと、筐体製作を担当しました。

業務カテゴリ 受託設計
クライアント 株式会社アクセルスペース
プロジェクト期間 2012 - 2013
担当範囲 設計アドバイス / 製造
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宇宙向けジンバル機構

ロケットでの打ち上げや宇宙空間での動作を見据えて設計・製作した、2軸のジンバルです。購入品のモータやレゾルバを使用しています。その他、お客様の要求仕様を満足するよう設計を行いました。

業務カテゴリ 受託設計
プロジェクト期間 2015 - 2016
担当範囲 設計/製造
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Tourbillon

日本を代表する独立時計師である浅岡肇氏と、工具メーカーのOSG株式会社との共同プロジェクトです。世界最高級品を日本から生み出したいという熱い想いで、機械式時計の中でも超複雑機構と呼ばれる、トゥールビヨンを搭載した時計をムーブメントからすべてオリジナル設計で、130を超える部品を削り出しで作っています。

業務カテゴリ 共同開発
クライアント 浅岡肇氏
プロジェクト期間 2012 -
担当範囲 企画 / 精密加工
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編組ほぐし機

ケーブルの編組シールドを効率よくほぐすための機械です。2つの回転した丸形のブラシの間を通すことで、効率よく編組シールドをほぐすことができます。回転速度の調整や、ブラシ間距離を変更することができます。

業務カテゴリ 受託設計
プロジェクト期間 2019
担当範囲 設計/製造
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クラスターノズル

JAXAの推進系グループが開発する、クラスターノズルの実験用モデルを由紀精密で設計・製作しました。曲面、スロート部分の精度は数ミクロンオーダーが要求されます。内面の圧力測定用の小さな穴は直径0.3mm。小径ドリル、エンドミルでの微細精密加工が必要です。

業務カテゴリ 受託設計
クライアント JAXA 研究開発部門
プロジェクト期間 2008 -
担当範囲 設計 / 製造
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ロケット用インジェクタ

2液式液体燃料ロケットの姿勢制御用インジェクタを想定し、設計と加工の技術確認のためにオリジナルで試作したものです。設計上の工夫として、軽量化だけでなく、強度確保のために溶接部を減らしたり、切削加工を考慮した形状としています。材質はインコネルで、0.4mm、1mm、2mmの3種類の穴が合計で56個開いています。限られたスペースの中で流路を確保するために細くて長い穴が必要となり、最も長い穴加工は直径2mm深さ30㎜です。

業務カテゴリ 共同開発
クライアント 株式会社ニュースダイジェスト社
プロジェクト期間 2017/1 - 2017/10
担当範囲 設計 / 精密加工
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スラスタユニット

超小型衛星への搭載を前提とした低毒性推進剤一液式スラスタユニットです。2019年現在、バルブメーカーの高砂電気工業株式会社と共同開発を進めています。小型スラスタユニットは海外製が主流ですが、本開発により国産化・ユニット化を実現し衛星メーカーの開発期間短縮とコスト低減に寄与したいと考えています。
※国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構[NEDO]の助成事業により開発を行っています。

業務カテゴリ 自社開発
プロジェクト期間 2018 -
担当範囲 設計 / 製造 / 組立
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薬液供給治具

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構[NEDO]の助成を受けて開発したスラスタに、推進薬を供給するための実験用治具です。
実験用のため、アルミフレームや流量計、接手、バルブなど、耐薬品性のある汎用品の組み合わせで作製しました。薬液充填時タンクに気泡が入らないようにしたり、万が一化学反応が起きても爆発が起こらないようにしたりと、様々な設計上の工夫をしています。

業務カテゴリ 自社開発
プロジェクト期間 2019
担当範囲 設計/製造
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衛星スラスタ推力評価ベンチ

小出力スラスタの推力測定を行うテストベンチです。真空チャンバ内に設置されるため、開閉を行わなくても校正が出来るように設計されています。
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構[NEDO]の助成を受けて開発したスラスタユニットの推力測定のため、作製しました。

業務カテゴリ 自社開発
プロジェクト期間 2019
担当範囲 設計/製造
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衛星スラスター推力評価ベンチ

小出力スラスターの推力評価を行うテストベンチです。真空チャンバー内に設置されるため、開閉を行わなくても校正が出来るように設計されています。様々な試作スラスターの評価に利用されています。

業務カテゴリ 受託設計
クライアント JAXA 研究開発部門
プロジェクト期間 2009 -
担当範囲 設計 / 製造
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小型回収カプセル

HTV搭載小型回収カプセルは、再突入機による国際宇宙ステーション(ISS)からの宇宙実験サンプルの回収を行うものです。その小型回収カプセルの推進系実験機の設計・製造を担当しました。
2018年秋にISSから回収された小型回収カプセルのサイズに収められるよう、タンクや筐体、配管の設計を行いました。
姿勢制御用ノズルは、金属3Dプリンタで製造し、精度が必要な部分に切削加工を施しました。

業務カテゴリ 受託設計
クライアント JAXA 研究開発部門
プロジェクト期間 2020 - 2021
担当範囲 設計/製造
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小型回収カプセル用姿勢制御ノズル

電子ビーム積層造形による金属3Dプリンターで製造された姿勢制御用ノズルです。金属3D造形は切削加工では製造できない複雑で高機能な形状を実現できるため、宇宙開発の分野で期待されていますが、表面粗さ等の課題があります。由紀精密では精密切削加工技術を施すことで要求を満たす品質を実現しました。このプロジェクトは戦略的基盤技術高度化支援事業に採択され、3年間研究開発を行いました。2018年秋、ISSから放出された小型回収カプセルにはこの技術で製造したノズルが採用されており、無事地球への帰還に成功しました。

業務カテゴリ 共同開発
クライアント JAXA 研究開発部門
プロジェクト期間 2013/4 - 2016/4
担当範囲 精密加工
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革新的衛星技術実証プログラム用ダミーマス

革新的衛星技術実証プログラム用ダミーマスの設計・製造・振動試験を行いました。
衛星ダミーマスとは、万が一、何らかの理由で予定していた衛星がロケットに搭載できなかった場合、代わりに取り付けられる代替質量体のことです。錆やアウトガスが発生しない材質で、ロケットの打ち上げ時の振動に耐えられるよう、また、複数の衛星に対応するため重心が可変であるように設計しました。

業務カテゴリ 受託設計
プロジェクト期間 2017 - 2018
担当範囲 設計/製造/試験
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LUNAR DREAM CAPSULE PROJECT

月や宇宙を身近に感じてほしいと集約した民間企業とともに、地上約38万kmの月面へ挑むプロジェクト。月面に届けるタイムカプセル“LUNAR DREAM CAPSULE PROJECT” には、世界中の子どもたちから集めた夢とともに、人類にとって大切な「水」の象徴としてポカリスエットの粉末が収められています。由紀精密はカプセルの設計・製造を行っています。

業務カテゴリ 受託設計
クライアント 株式会社アストロスケール
プロジェクト期間 2014 -
担当範囲 設計 / 製造
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スペースデリバリープロジェクト・たんぽぽ計画

スペースデリバリープロジェクトは、国内外の研究機関・教育機関・民間企業10組から集めた、研究用素材、写真、イラストなどの様々な対象品を宇宙空間に打上げ曝露するプロジェクトで、たんぽぽ計画は、「宇宙での生命の起源、移動と生存」の解明を目指して宇宙環境での生体有機物合成と微生物の生存性の検証を行うプロジェクトです。
由紀精密は、スペースデリバリープロジェクトのためのExBAS側面部分の各対象物品を固定用枠板の設計支援と製造および、たんぽぽ研究チーム向けにスペースデリバリープロジェクトに搭載されたケースの部品製造を行いました。

業務カテゴリ 受託設計
クライアント Space BD株式会社・たんぽぽ研究チーム
プロジェクト期間 2021 - 2022
担当範囲 設計支援/部品製造
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たんぽぽ計画

たんぽぽ計画は「生命は宇宙空間を移動するのではないか」というパンスペルミア仮説を検証するために、宇宙空間で地球を脱出する微生物の存在があるかどうかを検証する試みです。由紀精密は、JAXAからの依頼により、たんぽぽ実験装置「捕集パネル」のエアロゲルを組み込む構造体部分[写真1枚目 中央のパネル容器]の製造を担当しました。「捕集パネル」は簡易曝露実験装置[ExHAM]に取り付け国際宇宙ステーションの「きぼう」日本実験棟の船外に取り付けられています。

業務カテゴリ 受託設計
クライアント JAXA 宇宙科学研究所 / 東京薬科大学
プロジェクト期間 2015/5 - 2019予定
担当範囲 精密加工
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世界最小ハンドスピナー

ミネベアミツミ株式会社が開発した直径1.5mm世界最小のボールベアリングが使われている世界最小のハンドスピナーの制作に協力しました。由紀精密はハンドスピナーの羽根の設計、製造、組み立てを担当しました。ハンドスピナーは回転すると遠心力がかかるため一定以上の大きさが必要になりますが、世界最小を目指していたためサイズと強度の両立が一番の課題でした。

業務カテゴリ 受託設計
クライアント ミネベアミツミ株式会社
プロジェクト期間 2017中旬 - 2017下旬
担当範囲 設計 / 製造 / 組立
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RICE MAPPING

イタリア、ミラノで開催されたTOKYO DESIGNERS WEEK in MILANO 2015にて展示を行った「RICE MAPPING」の技術協力を行いました。米に0.3mmの穴をあけ、0.02mmのタングステンワイヤーを通す、精密な工程を担当しました。高さ約5mmの浮遊している米粒に映されている鮮明な映像を駆使し、日本の技術をアピールしています。

業務カテゴリ 共同開発
クライアント Drill Inc.
プロジェクト期間 2015/2 - 2015/4
担当範囲 精密加工
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脊椎インプラント

脊椎内固定器具は、脊椎固定術が必要とされる患者の脊椎の一時的な固定、支持等に使用します。
世界でもっとも小さい穴からの脊椎の手術を可能にしました。また、患者のみならず医師や看護師など、日本人の体格にあったシステムを目指しました。

業務カテゴリ 共同開発
クライアント センチュリーメディカル株式会社
プロジェクト期間 2013 - 2018
担当範囲 設計/製造
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チューブ収縮ヒータ

ヒートガン(ドライヤ)で加工することの多い熱収縮チューブを、早く効率よく確実に縮めるためのヒータです。ケーブルに熱収縮チューブを通して機械に載せ、蓋を閉じると、複数本同時に縮ませることができます。

業務カテゴリ 受託設計
プロジェクト期間 2019
担当範囲 設計/製造
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ARTSAT2 DESPATCH

「ARTSAT:衛星芸術プロジェクト」は、地球を周回する衛星や深宇宙に投入される宇宙機を「宇宙と地球をつなぐメディア」ととらえ、衛星そのものや、そこから得られるデータを使って、さまざまな芸術実験を展開していく多摩美術大学と東京大学の共同プロジェクトです。DESPATCHは3Dプリンタで制作された螺旋状の造形部を有する、包絡域が約50cm角、重量約32kgの宇宙機で、2014年12月3日、INVADER同様にH-IIAロケット[主衛星「はやぶさ2」]に相乗りする小型副ペイロードとして打ち上げられました。SOLIZE株式会社[3Dプリンタによる造形部]、株式会社西無線研究所[無線機]がプロジェクトメンバーとして参加し、共同で設計制作を行いました。由紀精密は構造部の設計・製造を行っています。

業務カテゴリ 受託設計
クライアント 多摩美術大学 / 東京大学
プロジェクト期間 2013 -
担当範囲 設計 / 製造