主要分野と経験
電気電子 / 通信基盤技術
1950年の創業以来、電気電子・通信分野向けに機械部品製造を続けています。当初はねじや六角支柱の量産を行っておりましたが、現在では特殊形状のコネクタ、半導体関連、高周波関連など小径、高精度、複雑形状の部品について試作から量産まで手掛けています。
産業機器 / エネルギー
電気電子/通信基盤技術に次いで参入したのがこの分野です。工作機械、食品・容器・薬品などの製造機械、その他機械要素や発電所向けにシャフトや特殊ねじ、流体継ぎ手、ノズルなどの部品を製造してきました。耐食、耐熱などの特性を持つ材料の加工ノウハウ、量産技術を蓄積しています。
航空機
内装品、構造、エンジンなど航空機に使われる様々な機械部品を製造しています。2004年ころから受注を開始し、2010年にはJIS Q 9100、2014年にエンジンメーカーの認証を取得しました。長期間にわたる安定した部品供給や厳格なトレーサビリティ管理に対応可能です。
宇宙関連
小型人工衛星をはじめとする多くの宇宙機器向けに金属部品製造実績を積み上げています。コンステレーション化が進む小型人工衛星業界に求められる、短納期で確実に高精度な部品を作り上げるものづくりを得意としており、設計者への直接的なフィードバックを行って納期短縮や、製造コストを削減する提案も行っています。
機械式時計
日本を代表する独立時計師の浅岡肇氏、工具メーカーのOSGとの共同プロジェクトを発端に、海外メーカー向けにも時計部品を製造しています。小ロットでの生産にも対応し、ギア、ねじ、りゅうず、針、ケースなど幅広い部品の加工が可能です。
医療機器
微細構造で幾何公差の要求も厳しい内視鏡部品をはじめ、歯科医療機器、脊椎インプラントおよび手術器械など、医療業界の部品を製造しています。脊椎インプラントはお客様の仕様を基に設計から関わるほか、真空洗浄機を用いた洗浄など、試験や改良を積み重ねて量産製造まで関わっています。